飼い主さんが旅行や出張に行く場合、多分1泊程度なら、さほど心配せずにワンコにお留守番をさせることもできるだろう。
ところが2泊以上になると、事情が変わってくる。
24時間、かなり妥協して48時間程度なら、エサや水も何とか大丈夫かもしれないが、どうしようもなく鮮度は落ちてしまう。
季節によっては、エアコンをつけっ放しにしていても腐敗することがある。
腐った水やエサを食べて、お腹を壊したりしないか、淋しがってはいないか、ワンワン吠えて近所迷惑になっていないか、どこかに体をぶつけたりして怪我をしていないかと、自宅を離れている間、あれこれと飼い主さんの心配は尽きない。
こんな心配をするぐらいなら、ペットホテルに預けるか、ペットシッターを頼もう、と考えるわけだが、ペットホテルを利用するのが初めてだった場合、良し悪しがわからない。
ペットシッターさんも、初めてだった場合、他人に家の鍵を預けて大丈夫なのか、果たしてワンコはおとなしく懐いてくれるんだろうかと、これまた心配の種が尽きないのである。
たいていのペットホテルでは、ワンコを散歩に連れて行ってくれるとき以外は、ワンコはケージの中にいることになる。
周囲には、見たこともないワンコが何頭も、やっぱりケージに入れられているわけで、こういう環境にワンコが耐えられるかどうかを確認しなければ安心して預けられないということになる。
どうしても外せない旅行や出張で、ワンコをペットホテルに預けるより仕方がない場合、そしてそれが初めての場合は、候補にしているペットホテルに、前もって試しに一晩預けてみるという方法がある。
翌日、迎えに行ったときに「おとなしいイイ子でしたよー」と言われても、ここで安心しきってしまってはいけない。
ワンコ自身の健康やメンタル面に悪影響がなかったか、しっかり観察しておく必要がある。
ペットシッターさんを初めてお願いする場合、できればお留守番の予定より前の早い時期から短時間の散歩などをお願いしておくと、ワンコがペットシッターさんに慣れてくれる可能性は高くなる。
ワンコに限らず、ペットを置いて泊まりがけで外出するのは、何かと心配になることが多い。
そうは言っても、止むを得ない事情で外泊しなければならないこともあるということは頭の隅に置いておいた方がいいし、そういうときに、有料のペットホテルやペットシッターを利用するのか、仲のいい友人や親戚などに預かってもらったり来てもらったりするのか、何かの折にでも考えておくと安心である。